今日、ついに全国的に梅雨入りしたとのニュースを見ました・・・。
雨が降ってじめじめしてると外出するのがとても億劫に感じます(・_・`
梅雨入りから夏にかけて湿度が高くなってくると、
ピアノによくないということは何となくご存知の方が多いです。
本日は、何故湿度がピアノに大敵なのかを説明できればと思います!
ピアノには木材や鋼材、フェルト等、多くの部品が使われています。
どの部品も湿度に影響されやすいものばかりです(^^;
布には、こんな影響が・・・
右の写真を見ていただくと、鉄製のピンが、赤いクロスに覆われています。
この赤いクロスが湿気を吸うと、膨張してピンを締め付けます。
すると、滑りが悪くなり、極端に言うとハンマーも動かなくなるという訳です。
ハンマーは、写真でいうと赤で印をつけた所を中心にして動いていますので、
このピンの滑りが悪いと、音が出なくなるといった影響が出てきます(´・ω・`)
実際に練習室のピアノも何度かこれが原因で音が出なくなったことがあります・・・。
また、湿度が影響して弦が錆びると、断線の原因にもなります。
ちなみに、ピアノを置くお部屋の理想的だと言われている湿・温度がこちらです!
温度 15~25℃
湿度 (夏季)40~70% (冬季)35~65%
ぜひ参考にしていただけると嬉しいです♪
京部