「調律師には、どうやってなるのですか?」
という質問を、先日お客様からいただきました。
調律師を養成する学校に入って、技術を習得するのが
最も一般的な方法と言えます。
私は、京都にある専門学校を卒業しております\(^^)/
京都府認可の学校ですので、この学校を卒業すると、
「調律技術専門士」の称号をいただけます。
資格がなくても調律の仕事をするのは違法ではないそうです。
2、3年程前に国によって「ピアノ調律技能検定」が実施されるようになりました。
これにより、「ピアノ調律技能士」と無資格の人が名乗ると
罰せられるようになったそうです。
ちなみに私が現在持っている、「調律技術専門士」とは別物です!
この試験を受けるには、ある程度の実務経験が必要になってきます。
あまりメジャーな方法ではありませんが、
各ピアノメーカー附属のアカデミーに入所するという方法や、
個人の工房や楽器店で技術を習得するという方法もあります。
専門的な学校を出なくても、こういったところで技術を習得し
技能検定を受ければ、誰でもピアノ調律技能士を名刺の肩書に出来るようになります。
京部