2015年に入りましたね!
本年も、何卒よろしくお願い申し上げます。
先日、チェンバロの爪を修理を致しましたので、
その時の写真を載せます。
写真にありますように、チェンバロは
白い爪のようなもので弦を弾いて音を出します。
チェンバロと比べると、ピアノはハンマーがフェルトでつくられており
弦を叩くように音を出すので、当然ピアノとは音量が違ってきます。
この音を出す部分をプレクトラムと言います。
現在はプラスチック製が主流ですが、プラスチックが普及する前は
本物の鳥の爪が使用されていたと聞いたことがあります。
ピントが合っていませんが、本体にはこのように取り付けられております(^^;)
このプレクトラムは非常に折れやすく、度々修理が必要になってきます。
演奏中に爪が折れても、この部品の疲労によるものであり、
仕方のないものなのだと思います。
ご利用中に破損した際には、
スタッフにお気軽にお声掛けいただけましたら幸いです。
京部