STEINWAY & SONS  2つの工場

 

先日、ドラマを見ていると日本ではあまり見ることがないピアノを主人公が弾いていました!

違いを写真で比較しながら見て頂けましたら嬉しいです^^

 

コウノドリ1 加工腕木 スタインウェイ

 

左の写真では主人公の弾いているピアノは、〇で囲んだところが角張ってい ます。

それと比べて右の写真は丸く緩やかな曲線です。

 

実は2台ともSTEINWAY & SONSのピアノです。

製造している工場がニューヨーク製のもの(左)と、ハンブルク製のもの(右)で形が微妙に違ってきます。

 

その他にも、譜面台の向きなども異なっています↓

humendaihumendai sutainwei

 

見た目で1番見分けのつけやすいのが、上の写真の2つの部分です。

 

スタインウェイには、アメリカ、ドイツの2ヵ所の製造工場があり、

日本に輸入されるピアノの多くは、ドイツ(ハンブルク)製のピアノです。

もちろんニューヨーク製のピアノも輸入することが出来ます!

 

日本人好みの柔らかい音色を持っており、また、品質にもムラが無いということが

ハンブルク製のピアノが多く出回っている理由だと言われています。

 

先日お話致しましたサウンドベルはどちらの工場のピアノにも取り付けられています。

 

なだらかな曲線の多い外装と柔らかい音とタッチで、女性的なイメージのハンブルク製のピアノ。

角張った外装、力強く華やかな音色で、男性的なイメージのニューヨーク製のピアノ。

2つの工場で造られたピアノは、よくこのように対照的に表現されています。

 

主人公が弾くピアノには、毎回凝ったピアノが使用されているので、

ストーリーだけでなく、どんなピアノが使われているのかを見るのが

私の毎週の楽しみでもあります(^0^)

 

京部